おばあちゃん、それはソフト闇金だよ!

私の友だちにはおばあちゃんがいます。77歳の高齢ですが、まだまだ元気です。でも、一人暮らしなのでいつも寂しがっているみたいです。友だちは、そんなおばあちゃんを何かと気にかけてたまに様子を見に行っています。

「おばあちゃんの様子がちょっと変なの!」

「ん?」

「最近、おばあちゃんが、お金を借りることで何でも相談できる話し相手ができたって言うんだけどこれって変じゃない!?」

「お金を借りることで相談できる相手?」

「お金を借りる必要なんてないのに、毎週2万円借りては返し、返してはまた借りてるわけ」

「ということは、利子なんかも払ってるわけ?」

「それが毎回、4千円ですって!」

「2万円を借りて2万4千円返す?それって、暴利じゃない!」

「絶対おかしいよね」

ということがあっていろいろ調べてみたら、どうやらソフト闇金だということが分かりました。
ソフト闇金はおばあちゃんのような高齢者を狙っていることが多く、高齢者の孤独につけ込んで、いかにも優しい話し相手のふりをしながらお金を貸し付け、週に2割~4割の利息を得ているとのことです。

友だちは、急いでおばあちゃんの家に行き、事情を説明してソフト闇金との付き合いをいっさい辞めさせようとしました。
ところが、「ちがう!あの人は闇金なんかじゃない!こんな年寄りの話をたくさん聞いてくれて、本当にいい人だよ」と聞く耳を持ちません。

このままにしておくと年金暮らしのおばあちゃんの生活にかかわるし、闇金とのトラブルで取り返しのつかないことになるかもしれないので、友だちは知り合いやネットを通じて闇金トラブル強い弁護士を探し、相談することにしました。

弁護士さんは、2度とおばあちゃんに近づかないようにと闇金に通告し、ソフト闇金からの誘いはなくなったということですが、おばあちゃんにとっては話し相手をなくすことになりました。

「おかげで、今では週に2回はおばあちゃんの話し相手になりに行ってるわよ」と友だちはブーブー言っています。

今度、私も友だちに付き合って、おばあちゃんの話し相手になりに行くつもりです。